4.漁港銚子
[ 銚子港 ]
 
銚子は古来、零細漁業と農耕によって生計を営む一漁村であったが、紀州方面の人々が来往するようになってから開発されたといわれている。本港の第一魚市場は昭和7年に完成。沖合漁船の拠点として70年近い歴史をもつ港。寒暖流の交錯する銚子沖という好漁場が目の前にあり、首都圏に近く、競値も期待できるため、イワシ、サバ、サンマの青物を中心にさまざまな魚介類が水揚げされてきた。H15年には瞬間日本一になる。ロングスパンでも五本の指に入る。1970年代以降、海から沸いてくるように獲れたマイワシは、平成13年には58,375tまで減少してしまった。その原因は、レジームシフトと呼ばれる、マイワシの世界回遊の周期。西高東低の気圧配置と海を流れる海流の関係と密接にかかわっている。このレジームシフトのせいでマイワシは減少した。最近は他港と同様に他の魚類の水揚げも減少が続いている。漁船は船籍と関係なく魚が高く売れる漁港に水揚げをするので、このままでは漁港の存亡にかかわると、卸売り場、製氷施設、防波堤の整備などの施設設備の改善に努め、漁業組合長や職員が漁港を回り、回船誘致に努めているという。
 銚子大橋を渡り左折すると銚子駅前になる。そこから更に左折すると銚子港への通りとなる。銚子港から遠大な銚子大橋が見えた。走っているよりも見た目の方が遥かに長く感じる。銚子港は日本有数の水揚げ(漁獲重量)高を誇る港。漁港といえばやはり早朝だろうか、漁船の出入りが無い。
(赤い薄く長い橋が見えますか?)
 銚子港沿岸の道路には小型漁船がズラーっと並んでいた。その様はまさに漁港といった感じで壮観だ。この数、漁は夜だろうか。  
 第3卸売市場には大きな漁船が海水を排出しながら停泊していた。つかの間の休息をとっているように思えた。市の方はこんな時間だし、競も行われているはずも無く漁師はまばらで、のんびりとした空気が流れていた。きっと競は激しいのだろう、対照的でなんとも不思議な感じだ。潮の香りのするこの港の南国のような暖かな空気は船とともに旅愁を感じさせられた。しかしバイクに乗りながら海を覗くと輪留めがあるといっても落ちそうで冷や冷やものである(汗

[ 銚子ポートタワー ]
 銚子漁港を見下ろす高台にある水産ポートセンターにある展望施設。タワーの高さは57.5m、最上階の展望室は地上46.95mの位置になり、眼下に漁港の水揚げやセリの模様、太平洋の大海原、利根川や天気が良ければ遠く水平線も見ることができまる。水産ポートセンターには、水産物即売センターの「ウオッセ21」やシーフードレストランなどもあり、魚の町「銚子」で「見る・買う・食べる」を楽しめる。
  ●見所 :  展望室、喫茶店、展望ロビ−、レストラン、売店、展示ホール
  ●時間 :   8:30〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
  ●休日 :   年中無休
  ●料金 :   大人300円、小・中学生150円
 港沿いに行くと右手の小高い陸に銚子水産ポートタワーに着いた。水産ポートセンターは漁業の発展を願ってシンボルとして建設された。今日は平日ということもあってか駐車場はガラガラで、観光客は管理人一人。
(写真にマウスをのせるとてっぺんです)
 
 駐車場脇に「 しおさいの案内図 」という古めかしい汚れの激しい案内図があった。たまには拭けばよいのに。どうやら銚子周辺の観光スポットが載っているらしい。銚子に行く予定のある方はどうぞ。
(写真クリックで拡大)
 ガラス張りの展望台にエレベーターで昇ってみた。こちらは北側の窓から見える風景。先ほど訪れた第3卸売市場が見えた。天気が良く空気が澄んでいれば筑波山も見えるかもしれない。展望台には従業員のおねーさんが一人で切り盛りするらしい。暇そうで時間が経つのが遅そうでかわいそう。  
 こちらは東側、下に見えるのはポートタワーと3Fで繋がっている水産センター。1Fは水産物即売センターで「ウォッセ21」と呼ばれる。この後向かってみたのだが小商店街のようだった。お客さんも管理人だけで一斉に「いらっしゃいませ!」と注目を浴び何も買うつもりないので恥ずかしかった・・・。2Fにはシーフードレストランなどもあり、水産センターでは「見る・買う・食べる」を楽しめる。
 こちらは南側の窓越し風景。右手には今から向かう「君ヶ浜」や「犬吠埼灯台」が見える。
(このサイズでは見えないですね汗)
いやーガスってますね。今日は特に寒暖の差があったしね。
 
 水産センターを後にして沿岸沿いに道路を進む。すると巨大なオブジェが現れ、いや、テトラポッドだ。写真右手には製造前の鉄骨が見える。テトラポッドは現場で製造されるらしい。重心が低く安定して、高く積み上げても絡み合い崩れにくく、隙間が多く波に対しても強い現在の物になった。緻密な計算が宿る、興味深い物体だなぁ。テトラポッドというのは登録商標で、正式には消波ブロックという。海岸用はおそよ10tで15万円するそうです。意外に安い!?
 左折して県道254号線で海岸線を行く。するとすぐに「一山いけす」なる料亭が。なんと日本最初のいけす料理店で店内に大きないけすがあり、活きた魚を目の前で料理してくれるらしい。ぜひ食べてみたい!うーん、でも時刻はまだ9:20・・・またいつかにするか・・・orz
 
 君ヶ浜前の県道254号線は潮騒を聞きながら綺麗な道が伸びるの快適ルート!塩害があるだろうから、メンテナンス大変だろうな。
 灯台に近い方の君ヶ浜は波打ち際間際までバイクで入れる。ちょっと灯台の位置が悪いけど、浄・保護した美しいホーネットが、まるでカタログの様に撮れたので載せたりして(笑。しかしこの砂地のせいでドロドロになりますた・・・orz  
 犬吠埼灯台が見える。この風景を思い出す。そう、子供の頃、ここで磯遊びした。もぐって赤貝をたくさん採った記憶がある。貝の舌がオレンジ色で、興味津々で引っこ抜こうと遊んでたっけ。残酷な話だ^^;
 君ヶ浜に訪れるサーファーは多い。しかし狭い湾状の浜は岬付近で離岸流が強く危険だ。君ヶ浜は美しい砂浜で日本の渚100選に選ばれているそうだがテトラポッドなどで整備されてしまっているのが残念。語源の由来は「霧が浜」で、梅雨のころ海から霧が這い上がってくることからつけられたと言われている。「霧」がどう訛って「君」になったのか不思議だ^^;
 
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