MRAスクリーン レーシング | |
CBR1100XXのスクリーンは様々なオーナーの「風圧が体にかかる」という声により2001年モデルからウインドスクリーン中央部から後端を30mm高くすることで、ウィンドプロテクション効果を向上させたようですが、私にはあまりその効果が感じられずヘルメットシールドと両肩に風圧が掛かるのです。 そこで、いろいろなWebサイトを検索し、各サードパティのスクリーンのインプレッションを読みましたが、一番良さそうなMRAスクリーンに決めました。その中で、ツーリングタイプとレーシングタイプで迷いましたが、レーシングタイプが良いようなので、ここではレーシングスクリーンを取り付けてみます。 |
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使用パーツ MRAスクリーン レーシング スモーク 13650円(税込定価) 必要工具 ・ラジオペンチ(金属パーツで縁ゴム固定に使用しました) ・ヘックスレンチ5mm ・ヘックスレンチ6mm(ゴムブッシュ取り外し用なので必須ではありません) ・メガネレンチ8mm(管理人はラチェットレンチを使用しました) 作業時間 15分 |
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屋内作業 | |
スクリーンと縁ゴムを袋より取り出します。 スクリーンは、5〜6mm厚の純正品より薄い作りでした。3〜4mmといったところでしょうか。ビビらないかな? スクリーンは、縁が無い方がカッコよいですが、縁取りがされてないと、車険に引っ掛かる、という噂を聞いたことがあります。そうでなくても、事故の際、縁が尖っていると危険ですしね。 |
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縁ゴムは硬く、溝が狭く、中々スクリーンを挟めません。少しやってみるとコツがわかってきました。溝をスクリーンに押し当てながら、グリグリと押し込んで行きます。するとさっきまでの苦労は嘘の様にはまって行きました。 MRAレーシングスクリーンは、純正の3cmに比べて中央部から後端が6cmは高くなっているのではないでしょうか。取り付けが楽しみです。 |
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縁ゴムの取り付けが完了しました。その他に、断面が「コ」の字型のパイプが付いており、それをどこに付けるかわかりませんでしたが、とりあえず両端のゴム末端へ挟み込みました。そして「風圧で外れてしまう」と、いう話も見ましたので、ウエスを当ててペンチで握りこみました。これで両端は取れないはず。(上端は取れそうですが、その際は瞬間接着剤を流そうかと考えています) | |
屋外作業 | |
スクリーンは6つのヘックスビスで留められています。そのうち、スクリーン後端の左右2個を、5mmヘックスレンチで外側のヘックスビスを、メガネレンチ8mmで内側のナットを、左右取り外します。 | |
残りの4つのヘックスビスを、同じく5mmヘックスレンチで外します。どうやら、4つのビスは、ナットが無いようです。カウルを取り外さなくても作業出来、メンテナンス性に優れていますね。 | |
6つのヘックスビスを外し終わったら、スクリーンを上部へずらして外します。 その際、写真に見える中央左右のアルミフランジを無くさないように注意します。 また、写真にマウスを載せると、スクリーンを取り外したXXが見れます。 以外と埃が溜まっていて驚きました。将来フルスケール化の際にはメーターパネルはここからネジを外すのかもしれませんね。 |
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先述のアルミフランジパイプです。左右に1ヶずつあります。これをMRAスクリーン中央左右の穴に移し変えます。 | |
スクリーン先端左右の穴についているゴムブッシュです。これもMRAスクリーン先端左右の穴に移し変えます。 しかし指ではなかなか取れませんでした。そこで6mmヘックスレンチが、押し出すのに丁度良く、取り外すことが出来ました。 |
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あとはMRAスクリーンを取り外しと逆の手順ではめ込みます。ヘックスレンチを6つ留めて完成です。 | |
完成、そして比較 | |
前方、真正面から見ると、一目瞭然ですね。スクリーン後端が高く盛り上がってます。前期型XXより6cmくらいは高くなっていると思います。今までヘルメットシールドに当たっていた風が額以上へ反れればよいのですが。XXは整流性が高く、スクリーンへは1匹も着かないのですが、羽虫なども全てヘルメットにぶつかってしまいます。 (しかしXXは、真正面から見ると、弾頭型アッパーカウルとウィンカーミラーがミスマッチですね) |
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こちらは乗車姿勢からの変化を見てください。こちらも明らかにスクリーン後端が高くなっています。ヘルメットシールドへは変化がありそうですが、両端の高さは同じなので、肩への風圧がどうなるか気になるところです。 | |
上の写真は、サイドビューです。はっきりと盛り上がった中央部がわかりますね。 右の写真のアングルはかなりお気に入りです(笑 |
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防風効果インプレッション | |
常磐自動車道にて早速実験 | |
首都高四つ木ICより首都高速6号線〜常磐道三郷JCT〜柏ICまで乗ってきました。 速度による防風効果を述べたいと思います。 (速度はメーター読みなので1〜5%ほどマイナスの可能性有) 1〜70km/h一般道クラス そよ風。すでに純正品よりも風圧はおとなしく感じた。 80〜100km/h高速クラス法定速度 心地よい風圧。風に吹かれて休憩している気がするくらい居住性がUPしていた。 110〜140km/h高速クラスロングツーリング速度 ヘルメットシールドにぶつかって来ていた風が額から頭頂部を滑り流れる感じを受けた。頭が後ろに持ってかれるストレスから開放された感を受けた。 (※しかしヘルメットのエアダクトへの吸気性能は落ちてしまうと思います) 肩にぶつかりえぐり上げられる感じを受けていた速度帯だが、肩に少しぶつかる感じがするものの、肩の上を滑り流れる感じを受けた。 体は、ジーパンお尻ポケットに入れてある携帯のストラップが風に靡いていたことを考えると、体を守りすっぽり包まれて後方へ流れていたと思われる。 (タンデムの場合パッセンジャーはそれなりに受けるかもしれない) スクリーンに伏せると・・・ 透明度の高いMRAスクリーンレーシングスモークはクリアな視界を保って(日中)違和感なく走ることができる。しかもその防風性は、すばらしい!純正品も伏せれば快適ですが、もっと快適。風切音というより、流れる音がした。伏せこむほどの前傾姿勢に長時間耐えられないことを考えると実用的ではないが、短時間・短距離を素早く走る分には伏せこむのもツーリングでの戦略かなと思います。 体格にもよりますが、まず170cmほどの人なら、十分MRAスクリーンレーシングの防風効果の恩恵を受けられると思います。価格も手が出やすいですし、カスタムとしてもかっこよいのでお勧めです。 マイナスな面 ・頭や肩にぶつかる風圧が低くなるということは、ハンドルが遠く前傾のきつい方には、より前傾がきつく感じるかもしれません。手のひらに痛みが増したり、腹筋・背筋を使うかもしれません。ある意味『 風圧が上体を支えていた 』と、いうことも考えられるからです。 ・スクリーンの厚みが薄いということは、前方からの突然の硬い飛来物来襲の場合、恐ろしい想像をしてしまいます。 |
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